研ナオコ スペシャルベスト

研ナオコ 研ナオコ スペシャルベスト歌詞
1.悲しい女

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司

夏の日の恋ならば
いつもささやかな勘違い
笑ってはゴマかした
いつもの別れのパターンね
駅からの帰り道
コンビニの明りまぶしくて
少しばかり淋しくて
雑誌なんか立ち読みしたわ

ひらいたグラビアに
秋物のコートなんか着て
アンニュイな笑顔した
いい女に嘆息(タメイキ)一つついてみた

悲しい女は誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり

抱かれたいつもりなの
信じてないわけじゃないのに
茶化してはおこらせる
いつもの別れのパターンね
改札のところまで
送ってくれてもいいじゃない
あやまれないせつなさに
胸の中で行ったり来たり

終電車を降りれば
何故か小走りになっていた
自分の部屋の扉
鍵を差し込んだ
その時に涙が出た

悲しい女は誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり

悲しい女は誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり


2.泣かせて

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

楽しい想い出ばかりだなんて言わないで
こんな時に なんの慰めにもならない
泣かせて 泣かせて
男には 出来ないことだもの
泣かせて 泣かせて
自分が 悔しいだけよ

なにも考えずに ただひたすら愛した
馬鹿で可愛い私が こころにうずくまる
泣かせて 泣かせて
これも ひとときのことだもの
泣かせて 泣かせて
美しくなくても いいわ

あなたの言葉より 今は
安い 流行歌の方がまし
悲しいことは どんな
化粧したって 悲しいのです

泣かれた男のみっともなさを気にして
そんなとこで ぶざまにもじもじしないで
泣かせて 泣かせて
あなたは 早く行きなさい
泣かせて 泣かせて
雨上がりは 晴れるものよ

あなたの言葉より 今は
安い 流行歌の方がまし
悲しいことは どんな
化粧したって 悲しいのです

泣かせて 泣かせて……
泣かせて 泣かせて……


3.夏をあきらめて

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

波音が響けば 雨雲が近づく
二人で思いきり 遊ぶはずの on the beach
きっと誰かが 恋に破れ
噂のタネに 邪魔する
君の身体も 濡れたまま
乾く間もなくて
胸元が揺れたら しずくが砂に舞い
言葉も無いままに あきらめの夏
Darlin' Can't You See?
I'll Try To Make It Shine
Darlin' Be With Me!
Let's Get To Be So Fine

潮風が騒げば やがて雨の合図
悔やしげな 彼女とかけこむ Pacific Hotel
うらめしげに ガラスごしに
背中で見てる 渚よ
腰のあたりまで 切れ込む
水着も見れない
熱めのお茶を飲み 意味シンなシャワーで
恋人も泣いてる あきらめの夏
Darlin' Can't You See?
I'll Try To Make It Shine
Darlin' Be With Me!
Let's Get To Be So Fine

岩影にまぼろしが 見えりゃ虹が出る
江の島が遠くに ボンヤリ寝てる
このまま君と あきらめの夏


4.あばよ

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

何もあの人だけが世界中でいちばん
やさしい人だとかぎるわけじゃあるまいし
たとえば隣の町ならば隣りなりに
やさしい男はいくらでもいるもんさ

明日も今日も留守なんて
見えすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない

あとであの人が聞きつけてここまで来て
あいつどんな顔していたとたずねたなら
わりと平気そな顔しててあきれたねと
忘れないで冷たく答えて欲しい

明日も今日も留守なんて
見えすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない

明日も今日も留守なんて
見えすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない

泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない


5.Tokyo見返り美人

作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童

シートベルトを外して
車を飛びだしたらば
外は雨 こぬか雨 舗道が濡れてる
アイツ追いかけて来ない
いかれポンチな野郎さ
街路樹を蹴とばせば ジョークで済むのに

買ってやったスーツを着て
売りつけてきた喧嘩腰で
でかい口 きくなんて
そんなのアリかよ
フォグランプ点けたタクシー
萎れかかった花束を
振り回し止める前
言うことあるだろう

いい女だったと きっと後悔する
振り向かせてみな 私はTokyo見返り美人

ビルの谷間の螢さ
しっぽチカチカ光らせ
今は赤 次は青 信号変わる
アイツ追いかけて来ない
港区あたりじゃ顔さ
白金か西麻布 どっちみち女さ

めでたいはずのバースディ
まるまる空けたシャンペンも
ムカついちゃ ザマはない
足許 ふらつく
スタンバってる微笑(ほほえみ)が
雨の雫で流れてく
早くしな声かける
最後のチャンスさ

いい女だったと みんなあとから言う
そいつが小癪な 私はTokyo見返り美人

いい女だったと きっと後悔する
振り向かせてみな 私はTokyo見返り美人


6.夏ざかり ほの字組

作詞:阿久悠
作曲:筒美京平

ほの字だね これで通じるだろう
何故なんて
ワケは野暮と言うものだよ
ほの字だね 夏に魅せられて
パパイヤの
月が熟れておちそうで
ほの字は 赤いワインのシャワーで
ほの字は ソロのドラムの響きで
昨日までの他人
今日は熱烈にさせる

ほの字だね 胸はおっぴろげさ
ボタンなど
とうにはずしっぱなしだよ
ほの字だね 夏にのせられて
エメラルド
色の水に溺れそう
ほの字は 仮面パーティーもどきで
ほの字は タップダンスの気分で
まるで 出会いがしら
急に 性格も変える
シャバダ ドゥワー
シャバダ ドゥワー
シャバダ ドゥワー
シャバダ ドゥワー
朝も昼も夜も
夏はシャカリキに燃える
夏ざかり ほの字組
夏ざかり ほの字組
シャバダ ドゥワー


7.ボサノバ

作詞:福島邦子
作曲:福島邦子

男の心 Bosa Nova 女はいつでもSwinging Jazz
ぶつかるリズム悲しい まるでパズルみたい
抱きしめられたあとで 初めて知った
あなたの胸の冷たさ
サヨナラの言葉さえ 言えなかった
耳に残る Bosa Nova
せめて最後の夜なら 2人だけで踊りましょう
涙がこぼれ落ちたら 私を抱きしめて

昨日の夜は はかなく 消えた思い出話ね
いつかはこんな別れが くると知っていたわ

グラス片手に ひとりふんだステップ
あなたの影 からみつく
全て忘れるわ 貴方のことなど
消えてしまえ Bosa Nova
夜更けの街裏通り 消えたネオンにもたれて
乾いた風が素肌に 冷たくしみとおる

グラス片手に ひとりふんだステップ
あなたの影 からみつく
全て忘れるわ 貴方のことなど
消えてしまえ Bosa Nova
夜更けの街裏通り 消えたネオンにもたれて
乾いた風が素肌に 冷たくしみとおる


8.窓ガラス

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

あの人の友だちが すまなそうに話す
あいつから 見せられた 彼女というのが
つまらない女でと つらそうに話す
知ってるよと あたしは笑ってみせる

それよりも 雨雲が気にかかるふりで
あたしは窓のガラスで 涙とめる
ふられても ふられても 仕方ないけれど
そんなに嫌わなくて いいじゃないの

気を抜いて 友だちはついしゃべり過ぎる
あの人が町を出る わけまでもしゃべる
あたしとすれ違うと 不愉快になると
知らなくていいことを 教えすぎる

それよりも 雨雲が気にかかるふりで
あたしは窓のガラスで 涙とめる
ふられても ふられても 仕方ないけれど
そんなに嫌わなくて いいじゃないの

それよりも 雨雲が気にかかるふりで
あたしは窓のガラスで 涙とめる
ふられても ふられても 仕方ないけれど
そんなに嫌わなくて いいじゃないの


9.かもめはかもめ

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

あきらめました あなたのことは
もう 電話も かけない
あなたの側に 誰がいても
うらやむだけ かなしい

かもめはかもめ
孔雀や鳩や
ましてや 女には なれない
あなたの望む 素直な女には
はじめから なれない

青空を 渡るよりも
見たい夢は あるけれど
かもめはかもめ ひとりで空を
ゆくのがお似合い

あきらめました あなたのことは
もう ゆくえも 知らない
あなたがどこで 何をしても
何ひとつ 私では 合わない

かもめはかもめ
孔雀や鳩や
ましてや 女には なれない
あなたの望む 素直な女には
最後まで なれない

この海を 失くしてでも
ほしい 愛は あるけれど
かもめはかもめ ひとりで海を
ゆくのがお似合い


10.六本木レイン

作詞:売野雅勇
作曲:吉田拓郎

背中に指文字 好きだと書いて
名前が変わると 嘘をついたわ
唇が冷たいね
あなたより正直ね
ありがとうって 言えなくなるのよ
笑っちゃうほど 哀しい嘘は
せめて明るさ 救いになるでしょ

六本木レイン…
いい女でいさせてよ
私のかわりに 泣いておくれよ
六本木レイン…
いい女になりたけりゃ
振られ上手になることね あゝ
…私 泣いてないよ
泣いてないよ

負け札 自分で引いたようだね
最後の賭けだと思っていたの
ブラウスが膝の上
淋しいと言いそびれ
引き止められる1秒が永い
嘘でいいから やり直そうと
お人好しだね まだ待っているわ

六本木レイン…
最後のマッチ すらないで
あなたも 涙を見たくないでしょ
六本木レイン…
次の誰か 逢うまでは
あなたのことを 好きでいいわね あゝ……すぐに忘れるけど

六本木レイン…
最後のマッチ すらないで
あなたも 涙を見たくないでしょ
六本木レイン…
次の誰か 逢うまでは
あなたのことを 好きでいいわね あゝ……すぐに忘れるけど忘れるけど


11.ひとりぽっちで踊らせて

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

女がひとりきりで 踊ってると不自然
そんな言葉 もう聞かないわ
今夜から利口になるの
女が連れもなしに 店にいてもいいでしょう
あの人は忙しそうよ
恋人と会っているから

だからひとり 今はひとり
踊りたいの あの人を恨みながら
だからひとり かまわないで
優しくしないでよ 涙がでるから

両手をのべられたら 倒れこんでゆきそう
肩を抱いて 呼びかけないで
あの人と間違えるから
心の一つ位 女だって持ってる
あの人には見えないらしいわ
からっぽに見えるだけらしいわ

だからひとり 今はひとり
踊りたいの あの人を恨みながら
だからひとり かまわないで
優しくしないでよ 涙がでるから


12.話がちがうじゃない

作詞:Shiro Seino・訳詞:三浦徳子
作曲:Nora

口ぐせは 生命(いのち)かけて
守ってやるさ おまえのためなら

満月も とってきてやる
そんな言葉に ホロリとさせられた

だけど 昨夜は どこにいたのと
問いつめたくなる……

逃げ場もなしに 追いつめたなら
これで2人は おしまいさ……

話がちがう ちがうじゃないの
話がまるで ちがうじゃないの……

困ったときのセリフは いつも
この世で一番 愛しているよ

くちびるは 何のために
いつもあなたの 名前を呼ぶため

ウィンクで 言い訳する
そうさ おまえも いつか 変わったね

香りが違う 肌におびえて
シャワーを浴びるたび

女も嘘を 思いつくのよ
天使みたいな 顔をして

話がちがう ちがうじゃないか
話がまるで ちがうじゃないか……

話がちがう ちがうじゃないか
はじめて出逢った頃のおまえ

恋など バカげたゲームなのかも
負け始めたなら 堕ちるとこまで

話がちがう ちがうじゃないの
話がまるで ちがうじゃないの……

男も嘘をつくうちが花さ
あなたはサラリと 寝返りを打つ

話がちがう ちがうじゃないの
話がまるで ちがうじゃないの……